23年度の受験申込者は、67,844名と若干下がりました。
合格率は、5.5%と近年見ることがないきびしい結果となりました。
科目別合格率は、理論 11.9%、電力 14.5%、機械 17.6%、法規 12.1%となり、例年取り易いと見られていた法規がむずかしかったようです。このことは、合格率がきびしくなった大きな要因と言えるでしょう。
一方、例年むずかしいとされている機械の合格率は上がりました。合格基準も5ポイント上がって、55点でした。
電験三種(電験3種)は、働きながら受験される方が多いため、いわゆる「お試し受験者」が多いと推測されます。
「お試し受験者」とは、とりあえず1科目でも合格できればよいと考えて受験をする方や、過去問を覚えるだけでなんとかなると考えて受験する方のことです。
電験三種は、合格基準点を超えれば受かる試験ですが、「電気のことを本当に理解をして安全に扱えるのか」を問う試験ですから、小手先のテクニックでは合格は難しいといえます。
計画的に1年間程度、集中して勉強をすることをお薦めします。受験日まで日程が少ない場合は、「受験日+1年」と考え、ひとつでも確実に科目合格を目指しし、翌年には残りに集中して勉強されることが合格の近道です。
■ 第三種電気主任技術者 受験データ (平成23年度)
| 年度 | 受験申込者 | 受験者 | 合格者 | 合格率 | 科目合格者 | 科目合格率 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 平成8年度 | 62,759 | 51,895 | 8,646 | 16.7% | 26,976 | 52.0% |
| 平成9年度 | 70,362 | 59,025 | 7,982 | 13.5% | 18,403 | 31.2% |
| 平成10年度 | 65,836 | 54,386 | 5,804 | 10.7% | 18,203 | 33.5% |
| 平成11年度 | 63,594 | 52,358 | 6,238 | 11.9% | 24,622 | 47.0% |
| 平成12年度 | 67,354 | 55,767 | 6,703 | 12.0% | 17,068 | 30.6% |
| 平成13年度 | 65,604 | 53,446 | 6,490 | 12.1% | 21,761 | 40.7% |
| 平成14年度 | 66,867 | 53,804 | 4,364 | 8.1% | 15,477 | 28.8% |
| 平成15年度 | 67,966 | 51,480 | 5,336 | 10.4% | 15,583 | 30.3% |
| 平成16年度 | 59,919 | 44,661 | 3,851 | 8.6% | 15,140 | 33.9% |
| 平成17年度 | 56,676 | 42,390 | 4,831 | 11.4% | 16,423 | 38.7% |
| 平成18年度 | 54,611 | 41,133 | 4,416 | 10.7% | 12,858 | 31.3% |
| 平成19年度 | 55,234 | 40,608 | 3,647 | 9.0% | 11,939 | 29.4% |
| 平成20年度 | 54,509 | 40,140 | 4,361 | 10.9% | 15,350 | 38.2% |
| 平成21年度 | 64,259 | 47,593 | 4,558 | 9.6% | 17,140 | 36.0% |
| 平成22年度 | 68,471 | 50,794 | 3,639 | 7.2% | 14,240 | 28.0% |
| 平成23年度 | 67,844 | 48,864 | 2,674 | 5.5% | 13,245 | 27.1% |