製造業においても数多くの電気機器が使われています。コンピュータ制御で製品が自動的に出来上がるラインはもちろん、ほとんどの製造用機械は電気で動いています。そのため、製造業では一般に電気の使用量が家庭に比べると多くなり、電気を大量に電力会社から買う必要があります。このような場合、家庭よりも高い電圧の電気を買うことになります。この高い電圧を「高圧」と呼びます。
こうした高圧の電気設備には、安全を確保するため法律で定期的な点検が義務付けられており、それを行うのが“電気主任技術者”の仕事です。また、高圧電気設備を使っている場所では、そこで働く人々の安全を守るため「保安規程」を定めておくことも法律によって義務付けられています。この「保安規程」を決めて、きちんと運用することも“電気主任技術者”の仕事になります。


その他には、現在使用している電気設備を改良や改造する場合の工事について、安全を管理することも“電気主任技術者”の役割になります。
(これらを称して電気主任技術者の仕事は「電気設備の工事・維持・運用に関する保安の監督」とされています。)